試験勉強の日 その2 | 柏市常盤台の学習塾

前にも書いたと思ったけど、

「われわれにとつて
何かもっとよい未来があるにちがいない
さもなければ夕焼けが
こんなに美しいはずはない」

ドイツの詩人、ヨハン・ペーター・へーベルのアレマン詩集の一節である。

世の中美しいものだらけである。だが、夕焼けはその中でも
とりわけだね。ナチスのユダヤ人収容所の様子を書いた
精神科医フランクルの「夜と霧」の中で、きわめて興味深い話があった。
いつガス室送りになるかわからない人々が、あまりに美しい夕焼けに
感動して「どうして世の中はこんなに美しいんだろう」とつぶやいたの
だそうだ。おそらく、人間はどんな極限状況であっても、「美しさ」「荘厳さ」
に感動できる生き物なんだと思う。「夕焼け」なんぞ、さしずめ神々の
たくらみかもしれないね。人間を絶望させないための。

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で、夕日を眺めながらビール飲んで手賀沼周辺をぷーたらしていたら・・・
本当につるべ落としであっという間に夜。まあ、手賀沼の夜景も一興。

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