ある名店の閉店
柏駅からちょっと離れたところに、そのとんかつ屋さんはあった。結構名は知られていたが、なんとなく入りづらく、「いつか行こう。」と思っていたのであった。その名は志津川。 名店の常で、なんとなく敷居が高いのであった。
ところが、昨年暮れ、張り紙が。
居てもたってもいられず、すぐに入店。これがロースかつランチ。税込み、918円。トンカツは、かくあるべき、というまさしく王道のトンカツ。揚げも名人級で、外はサクサク、中はジューシー。ええ、この時から、閉店まで足しげく通う事にしたのですよ。
これは、ランチではなく、本格「ロースカツ定食」1728円。はい、どうせだからビールもつけちゃいました。本来、昼飯に1000円以上はかけない主義なのですが、今回は特別。いや~トンカツがもの凄く厚いのに、ちゃんと火が入っている上に、とてつもなくジューシー。トンカツあげる人は知っていると思うけど、厚い肉をあげるのはなかなか大変。火を完全に通すと、外面が固くなるのだ。このトンカツは素晴らしい。
そして、閉店の日。(今日20日)小雪舞う柏をチャリで疾走。ぶるぶる震えながら店内に滑り込み。今日はカツ重。これも美味い。「最終日で、三つ葉なくなっちゃって、いろどり良くないけどすみません。」と謝られた。そんなの全然気にしないのだ。
うっまぁ~ ああ、しかし、良い店がどんどん無くなるね。寂しいのう。